アンドロゲン性脱毛症

 アンドロゲン性脱毛症とは、男性型脱毛症のことですが、男性と女性の両方におきる毛髪の障害です。男性型脱毛症の発生率は、男性の方が女性より大きい事が知られています。

 男性型脱毛症は、遺伝的素因によって起こります。アンドロゲンの影響下に、頭髪をつくる毛母細胞をつつんでいる毛包がおとろえ、頭髪が徐々に細くなり、産毛(うぶげ)のような毛しかのこらなくなります。通常少なくとも半分の太さに毛髪は細くなります。

 男性型脱毛症は、厳密な報告では、程度の差は合っても男性の大部分と、40歳以上の女性の50%にみられるとされています。閉経前の女性の13%に見られますが、ほとんどの女性では更年期の後で増加します。65歳以上の女性の75%に見られるという報告もあります。

 男性型脱毛症は、基本的には美容の問題です。心理的に患者に影響を及ぼすこと以外に、紫外線が頭皮にあたり、紫外線による各種の障害を引き起こすことは重要な問題です。男性型脱毛症の男性は、心筋梗塞の発病率が高いと言われています。また前立腺肥大症にも関連していると言われています。

 男性型脱毛症の発生率は白人で最も高い傾向があります。そして、アジア人とアフリカ系アメリカ人で2番目に高くて、アメリカインディアンとエスキモーで最も発生率が低くなっています。

 重度の男性型脱毛症の多くが30歳までに障害の徴候を示し、ほとんどすべての患者は40歳前に発症します。
posted by 武相荘翁 at 21:42 | 男性型脱毛症(若はげ)
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