円形脱毛症,抜毛癖

円形脱毛症 alopecia areata
病態
毛包の構成成分に対する自己免疫疾患で,脱毛斑を頭部もしくは他部位に生じる.単発型,多発型,全頭型,汎発型(全身性),オフィアシス型(生え際に帯状に生じる)がある.脱毛(軽症)かそれ以上(重症)か,固定期(6か月以上持続し,拡大傾向,易脱毛性,切断毛,屍毛なし)かによって分類している.
治療
軽症・進行期,ステロイド外用が中心となる.
アトピー素因のある場合は第2世代抗ヒスタミン薬を併用する.
軽症・固定期および重症,ガイドラインでは,感作物質であるDPCP(ジフェニルシクロプロペノン)や局所免疫療法を行うことが勧められている.アトピー素因のある場合や局所免疫療法によって生じる痒みが強い場合は第2世代抗ヒスタミン薬を併用する.

抜毛癖 trichotillomania
眉毛,睫毛,陰毛などを引き抜く行動で,引き抜く前に緊張が高まり,引き抜いた後には安堵感がある場合と無意識的な場合とがある.
posted by 武相荘翁 at 10:36 | 円形脱毛症